“異所性脂肪”って知っています?

leciel

20150308 肥満予防健康管理士が、ダイエット➃のところで出てきた“異所性脂肪”ご存知でしたか?私は去年、肥満予防健康協会の全国大会に参加したときに、初めて耳にしました。では、“かくれ肥満”はご存知でしょうか?この二つの言葉には、つながりがあるのです。まずは、それぞれの紹介をします。

かくれ肥満・・・体重が正常でスリムなのに体脂肪率が多い場合があります。これを『かくれ肥満』と言います。多くの場合は内臓脂肪の量に差があります。『かくれ肥満』は無理なダイエットを繰り返しウエイトサイクリング※1することにより、体脂肪と一緒に筋肉まで減らし、体脂肪の割合が増えたことが原因による人が多いとみられています。又、症候性の肥満※2による場合もあります。(肥満予防健康管理士講座の教科書より抜粋)
※1  リバウンドのくり返し
※2  病気があって、そのためにおこる肥満を二次性肥満(症候性肥満)と言います。基楚疾患によって、肥満と同時に様々な症状が出てきます。(http://diet.dijp.net/category1/entry92.html 肥満ダイエット3つの方法より引用)

異所性脂肪・・・皮下脂肪、内臓脂肪とは異なる、第3の脂肪と呼ばれています。本来ほとんど脂肪が存在しない非脂肪組織に過剰に存在している脂肪のことを言います。異所性脂肪が存在する臓器は主に膵臓、筋肉、肝臓、心臓(血管周囲)など、今のところ14か所の臓器に溜まると報告されています。過栄養、高脂肪食、運動不足の結果、皮下脂肪蓄積や内臓脂肪蓄積が一定レベルを超えると、余ったエネルギーが異所性脂肪として蓄積され、メタボリック症候群や糖尿病、動脈硬化等の病態に関わってくる事になります。

 特徴 
 1.痩せている人ほど蓄積しやすい。それは、太っている人より痩せている人のほうが、備わっている脂肪細胞の数が少ないことに理由があります。-かくれ肥満の人は要注意と言う事になります。
 2.見た目で溜まっているかどうかわからないところに大きな特徴があります。皮下脂肪や内臓脂肪は、腹部CT検査をすればその面積から判断することが出来ます。しかし、異所性脂肪は従来の検査法ではなかなか判断することが出来ません。
 3.皮下脂肪や内臓脂肪は、脂肪細胞と言う所に中性脂肪がたまります。しかし、異所性脂肪は脂肪細胞ではなく、本来は脂肪がたまらないはずの、臓器を作っている細胞の中に溜まるのです。(臓器の周りに溜まる脂肪も異所性脂肪と言う)
 4.内臓脂肪と同じく、たまりやすいが、減らしやすい特徴があります。
 5.運動すると初めに燃焼されるのが、異所性脂肪と言われており、数時間の運動で効果がみられると言われています。

 ◇こんな人は要注意
 1.40歳以上の男性や、閉経後の女性に多い特徴がある。
 2.体重が増えていないのに、お腹だけが出てきた人。
 3.お酒をほとんど飲まないのに、GOP・GPT※の数値が高くなってきた人
 4.歳をとって筋力は衰えてきたのに、体重は以前と変わらない人
(以上、平成27年度 日本肥満予防健康協会 全国大会 研究資料より)

※GOTとGPTは、健診や人間ドックで肝臓病の有無を調べるときに行なわれる血液検査です。近年、GOTとGPTの名称はそれぞれ、AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーセ)、ALT(アラニン・アミノトランスフェラーゼ)という名称に変更されつつあります。(http://tokutei-kenshin.com/checklist/got_gpt.htm 特定健康診査ナビより)

以上が、それぞれの紹介です。

 “かくれ肥満”と“異所性脂肪”につながりがあると言ったのは、異所性脂肪の“特徴の1”に書かれていることが理由になります。『私は太っていないから大丈夫!』と思っている人も、体組成計に乗って、今一度体脂肪率を確認して見ましょう!そしてその数値が、男性は25%以上女性は30%以上だった場合、“かくれ肥満”の可能性が大となります。

 そして、その人は、“◇こんな人は要注意”の人とともに、それぞれ対策してください。“特徴の4、5”を読むと、運動する事で対策出来ることが解ります。運動すると、筋力が付き、続けることで寝たきり防止にもなりますよ。まずは簡単に続けられることを見つけましょう。わざわざ、ではなく日常生活に中で出来ることを。

 肥満による病気によって“寝たきり”になったり、“”に至ることも多々あります。見た目や体重だけではわからないことがあります。まずは、体組成計に乗って自分の現状を知りましょう!

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